愛知県出身の2人目の総理大臣(おらが地元)です。
ちなみに1人目は加藤高明。
大正14年(1925)に普通選挙法と治安維持法を制定したことで有名です。
愛知県出身ですが、衆議院議員選挙では選挙区が高知県だったり神奈川県だったりしましたので(大正4年=1915年から貴族院議員)、海部さんが愛知県から選挙で当選した最初の首相ということになります。
印象に残っていること
・文部大臣の時に共通一次導入
当時中学生だったので、近い将来自分の身に降り掛かることとして、印象に残った。
・首相就任演説(だと思うが今残っている就任演説にはなかった)
「『総理大臣になりたい!』と大学時代ノートに書いた」旨を話した。
早稲田の雄弁会出身とあって、非常に滑舌がよく、「総理大臣になりたい」というフレーズがいつまでも残った。
湾岸戦争時のことは各種ニュースに載っているので省きます。
加藤高明についてもう少し
加藤高明は議会の壇上で答弁中に倒れ、僅か一週間後に病没。
星新一さんが父星一氏を描いた『人民は弱し 官吏は強し』に原敬や加藤高明が出てきます。
一般には良いイメージでとらえられている「普通選挙制」、その導入の裏面を少しうかがい知ることができました。
野口英世や後藤新平も出てきます